4月20日に2nd mini Album『parallel.』をリリースし、つい先日7月1日にこの日と同じ場所SHELTERで大盛況のワンマンライブを終えたばかりの彼ら、その熱量は凄まじく、ステージ登場から「やってやる」という匂いをぷんぷん放っていた。30分と凝縮されたセットリストは一瞬のうちに時間は経過したが、思い返すほどに印象深い瞬間が数多くあり時間の体感と印象のバランスがおかしく感じられる程だった。正直に言うとcaroline rocksのライブを観るのは初めてだったので、以前の彼らがどんなだったのかは噂でしか知らない、LOSTAGE五味岳久プロデュースの影響がどれほどなのかも分からない。エッジの効いた音色を必要なモノだけにシェイプし最大限に爆発させる演奏、そしてVo.渡辺僚啓の感情に耐えきるギリギリのハイトーンな歌。それだけで今にもバンドが朝日を迎えようとしてる事を感じられるライブだった。
OverTheDogshttp://overthedogs.com/
先日のROCKS TOKYO 2011でもNEXUSステージ1日目のトリを勤めいま勢いバッチシのバンド、OverTheDogs。東京/福生出身の5人組、堂々たるボーカルが印象的で、大きなテーマを主観的な言葉でリスナーに突きつけるロックバンド。ついこないだの4月には渋谷WWWでのワンマンライブをソールドアウトさせる実力・評価ともにシェルターのステージも贅沢な程です。正にもう夜明け目前のライブが楽しみ。
The Flickershttp://www.theflickers.net/
かれこれ縁あって昨年末から、つい先日までに計3回のライブを観ています。今年に入ってからのパフォーマンスの精度と構成力の向上により、バンドの説得力が格段に上がっていて凄いスピードで夜明けに向かって突っ走ってます。ちらほら耳に入ってくる「和製Joy Division」の例えは正にその通りとも言えるけど、その表現を使っても負けないというか、きちんと"和製"に昇華しててより説得力が増してる気もする。まだあまり多くの人が知っている状態ではないだろうと思うけど、ホントに今のうちに観といた方が良いです。